どこがポイント?賃貸物件の選び方ガイド

賃貸物件の選び方をわかりやすく解説。

家賃や敷金・礼金など予算で選ぶポイント

賃貸物件を選ぶ際に最も重視され、ほとんどの人が気にするポイント。みなさんはお分かりでしょうか。答えは簡単。いわゆるお金の問題というやつで「家賃や敷金、礼金」です。まぁ、当たり前と言えば当たり前ですよね。勤務先に通うために賃貸を借りるのに、家賃が給与を上回っていた、なんて馬鹿な話があったらたまりませんからね。多くの人は1000円、100円単位で気にするでしょう。

ただ、家賃などが安すぎるのも考え物。中にはそれでも良質な物件はあると思いますが、多くの場合は安い理由があります。実は周りにコンビニも病院もない立地だったり、近くの駅までのアクセスが大変だったり、単純に建物がボロボロだったり。断熱がしっかりされておらず、夏は暑くて冬は寒いなど。休日なんかは1日中過ごすこともあるくつろぎの場所ですからね。流石にそれではあんまりです。

家賃については自分が無理なく支払いを続けられるかがポイント。給与の半分だと生活費が削られてしまうので、2割から3割程度に留めておくといいでしょう。これくらいなら、生活が苦しくなるほどではないはずです。同時に周りの家賃と比較することも忘れずに。その周辺の一般的な相場をしっかり調べておき、あまりにも高いようなら他を検討しましょう。

また、家賃だけでなく敷金にも注目。敷金というのは賃貸を借りる人が家に損害を与えた場合に修理費となるお金のこと。別名、保証金と呼ばれることもあります。普通に使っていれば問題なく還ってくるお金なものの、それは少し先のこと。初めはこちらの負担としてのしかかりますので注意しましょう。礼金というのは戦後から始まった慣習のようなもので、こちらは還ってきません。 ただ、最近は礼金0円という場所も多くなってきました。気になる方は事前に確認しておくといいでしょう。また、不動産会社に支払う仲介手数料も発生します。金額の上限は「家賃の1.08ヶ月以内」と決まっていますが、不動産会社によって割引がある会社もあるのでその視点も持ったうえで検討することをオススメします。
賃貸物件の契約にかかる費用についてはこちらのサイトで詳しく説明されていてわかりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
アットホーム  http://www.athome.co.jp/
予算を少しオーバーだけど気に行ったからいいか、と油断してしまうと後から痛い目を見るのは確実。ずっと払い続ける家賃なので絶対にラインは守ってください。以上が予算で選ぶポイントとなっています。